健康コラム第4弾

ドローイン呼吸法と自律神経を整える深層筋エクササイズ



🫁 ドローイン呼吸法とは?

「ドローイン」とは、お腹をへこませたまま呼吸する方法で、
姿勢改善・腰痛予防・お腹の引き締めなどに効果があります。

お腹まわりのインナーマッスル(特に腹横筋)を活性化することで、
体幹が安定し、深い呼吸・内臓の活性・リラックス効果も期待できます。

ピラティスの基本呼吸としても使われる大切な呼吸法です。


🌿 ドローイン呼吸の主な効果

✅ 姿勢改善・腰痛予防・緩和
✅ お腹まわりの引き締め
✅ 体幹の強化と安定性アップ
✅ 内臓の活性化と代謝アップ
✅ リラックス&ストレス軽減


🧘‍♀️ 呼吸法(仰向け)

1️⃣ 仰向けで膝を立てる
2️⃣ お尻の穴を軽く締める
3️⃣ 背中の筋肉にも力を入れる
4️⃣ 骨盤の内側に手を当てて腹式呼吸
5️⃣ お腹を凹ませたまま胸式呼吸(5回×3セット)

仰向けで行うことで、腹横筋や骨盤底筋など
体の奥の筋肉の動きを感じやすくなります。



💺 呼吸法(座位)—Ruriko式—

仰向けで体の感覚をつかんだら、座位で呼吸を行いましょう。
背筋を伸ばして骨盤を立て、お腹をへこませたまま胸式呼吸を行います。

姿勢を保ちながら呼吸を続けることで体幹の安定とインナーマッスルの働きを実感しやすくなります。

グループレッスンでは、動きや姿勢が見やすく安心して集中できるため、
Ruriko式ではこの座位の呼吸法を基本としています。

仰向けで感覚を確認し、座位で応用する「2ステップ方式」が効果的です。


⚠️ 注意点

満腹時や強い腰痛がある時、妊娠中・出産直後は避けましょう。


💡 まとめ

ドローイン呼吸法は「お腹を凹ませたまま吐く」ことで、
インナーマッスルを自然に働かせる呼吸法です。

姿勢・お腹・内臓・神経に優しく働きかけ日常にも取り入れやすいメソッドです。




🧘‍♀️ 実践姿勢の例:テーブルトップポジション(Table Top Position)

体幹を安定させながらドローイン呼吸を行う時におすすめの姿勢です。

仰向けで、股関節と膝の角度をどちらも90度に保ち、
腰を反らさずお腹を凹ませて呼吸を続けます。

この姿勢は腹横筋(インナーマッスル)を意識しやすく、
「お腹を引き込んだまま呼吸する」感覚をつかむ練習にも最適です。





🌸 次回予告

次回の健康コラム第5弾では、
ルーシーダットン・ピラティス・ストレッチなどで使われる
3つの呼吸法の違いと使い分け方を詳しく紹介します。

体を「整える」「強化する」「安定させる」それぞれの目的に合わせた呼吸のポイントを比較しながらRuriko式レッスンで実践している呼吸の流れをお伝えします🌿

📖 次回:第5弾「3つの呼吸法で整える心と体」



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